新しいブツ

先月BMW R850Rを仕入れてまだ仕上げている途中なのですが、もう一台ブツを仕入れてしまいました。

DUCATI ST4S ABS

2003年式 初年度登録2005年のDUCATI ST4S ABSです。エンジンは996と同一、フロントはShowaのフルアジャスタブル、インナーパイプはチタンコート。リアサスはオーリンズ。ブレーキはブレンボと、豪華満載仕様です。

現状ではエンジン絶好調ですが、唯一フロントフォークのオイルシールがダメになっていて、オイルがにじんできています。

フロントフォーク オイルにじみ

まずは、フロントフォークのオーバーホールからですね。青空ガレージですから、梅雨空では当面できないかな‥シールとフォークオイルは手元にあるのですが‥倒立フォークも手が掛かるし‥

BMWの車検も来月控えてるのでボチボチ手を付けていく予定です。

BMW R850R 手直し その4 フロントフォーク オイルシール交換

前回フロントフォークのダストシールを剥ぐって見たら、大分スゴいことになっていました。このため今回はフロントフォークのオイルシールの交換です。

フロントフォークを外す前に、サイドスタンドをかけ、1G状態でのフォーク部分の突き出し量を測っておきます。今回は137mmでした。この数値を、フォーク組立時に使用します。

フォーク単体トップから137mm

フロントフォークを外します。まずはトップブリッジのカバーを外し、固定ネジを外します。右側のナットは大分錆びています。トップブリッジの下のナットに周り止めのスパナをかけ、外しますが、結構固着していたためインパクトドライバーで緩めました。

フロントフォークのトップブリッジのカバーをはずしたところ

その後、フェンダーを外していきます。フロントフェンダーの後ろのトルクスボルト2本とフロントフォークについているトルクスボルト2本を外すとフェンダーの前の部分が取れます。

フロントフェンダーを後ろから見たところ2本のトルクスボルトを外します。

フロントフェンダーが外れたら、テレレバーのジョイント部と、フロントフォークを結合しているヘックスボルトを、緩めます。ロックタイトが付けられているので、早めに緩めとかないと、タイヤ外してからは辛くなります。

フォークスタビライザの4本のヘックスボルトを外します。

次に、キャリパーを外して、フロントタイヤを外します。タイヤを外したら、フォークを止めているネジをはずして、フォーク全体を外します。

外したフロントフォーク

全部外すと、こんな感じになります。フォークバラし始めたら写真撮るのも忘れてしまいました。

フロント部前バラし状態

フォークは外観を少しキレイにしてからバラしていきます。フォーク上部のエア抜き用ヘックスを外すと、インナーチューブをスポッと抜くことができます。ここが他の車種と大きく違うところです。通常なら、インナーチューブを抜くとオイルシールも一緒に抜けるのですが、これは抜けません。アウターチューブのオイルをひっくり返して捨てた後、オイルシールをマイナスドライバーでこじって外します。軽く抜けるかと思いましたが、結構硬く、全体重をかけてこじって、やっと抜けました。オイルシールは錆びてました。

オイルシールが錆びてる

後はウエスでキレイにしてから組立ます。オイルシールを組む前にフォークオイルを測って入れます。今回使用したオークオイルはヤマハのG10です。ホームページで調べると比重は0.88でしたので、460mlは405gですので、空いたペットボトルに入れて家庭用秤で測って使用しました。オイルを入れた後、インナーチューブにダストシールと、シリコングリスを塗りたくったオイルシールをセットしてアウターチューブに入れていきます。ヘインズでは先にオイルシールをアウターチューブにセットしてからインナーチューブを入れるようになってますが、ここはやりなれた方法でいきました。フォークシールプッシャーで、しっかりオイルシールをセットし、最終的に突き出し量を一番最初に測った137mmにセットして組み込んでいきます。後は元に戻すのみです。基本的に下の部分から攻めていきます。タイヤから始まり、キャリパーをセットし、スタビライザ、トップブリッジの順です。こうしないとフォークが捩れるみたいです。最後に指定トルクで締め付けて終了です。

BMW R850R 手直し 番外編

ギアオイルとファイナルドライブオイル交換をした余勢をかって、スロットル(インテーク量)の同調も行いました。走ってても調子が悪くなかったので、同調はそんなにくるっていないとは思いましたが、念のため測定しました。思った通り同調はくるってはなく、ほぼほぼ良い感じでした。

試運転がてら西伊豆バイパスの達磨山まで走ってきました。

達磨山登り口にて 2021年5月3日

朝8時過ぎですから、富士山にも雲がかからずキレイです。この季節はお昼前には雲がかかりますので、朝ツーリングが一番です。

帰ってきてからフロントフォークのダストシールを外して、オイルシールを見たらビックリ仰天。次回の手直しはフロントフォークのシール交換です。

BMW R850R 手直し その3 ギアボックスとファイナルドライブのオイル交換

今回はギアボックスオイルとファイナルドライブオイルの交換です。エンジンオイルはレベルゲージから見てもまだきれいそうですし、前のオーナーが年末に変えてるのが分かっていますので、今回は見送りです。今回使用するオイルは日産純正ハイポイドギアオイル GL5粘度は80W90 を用い、これに先に購入したエーゼットの超極圧オイルを0.5%添加したものを使用します。吉と出るか凶と出るか分かりませんが、塩素フリーですしシール類への攻撃も0.5%ですから影響ないでしょう。それよりもベアリング等への潤滑性能が楽しみです。

まずはファイナルドライブからです。

ファイナルドライブ 上のヘックスボルトと、19ミリのドレンボルト

まずはヘックスのフィラーボルトから外します。その後、オイル受けを下に置いてドレンボルトを外します。交換サイクルが長いとオイルが真っ黒になるそうですが、今回は思った以上にきれいでいた。ドレンプラグの磁石もそれほど汚れていませんでいた。

ドレンプラグの磁石の汚れ

オイルが出きったら、新しいパッキンを用いてドレンプラグを23Nmで締めます。その後、フィラーからオイルを入れ、ボルト下まで入れてフィラーボルトを同じく23Nmで締めて終了です。続いてギアボックスオイルです。

ギアボックス ヘックスボルト 上がフィラーボルト、下がドレンボルト

こちらもフィラーボルトから外します。ちょと多めに入っていたのか、暖機して膨張していたのか分かりませんが、外したら、オイルがチョロチョロと出てきました。オイル受けを置いてなかったので少し焦りました。オイル受けを置いてドレンボルトを外しておいるお抜きます。こちらも思ったより汚れていませんでした。

思ってたよりもキレイなオイルでした。

オイルが抜けたら、こちらも新しいパッキンを使ってドレンボルトを30Nmで締めます。フィラーよりオイルを入れます。今回買ったオイルは1Lでこれに0.5%エーゼットの超極圧オイルを添加したので、ファイナルドライブ0.23L、ギアボックス0.8Lで、全部入れるとしっかりギアボックスからオイルがフィラーから溢れるはずでしたが、溢れませんでした。それでも、フィラーの下端までオイルが来ていましたのでOKとしました。フィラーボルトも30Nmで締めて作業終了です。

試運転に出かけましたが、前に入っていたオイルが殆ど汚れていませんでしたしたので、変化は全く分かりませんでした。交換サイクルが20,000Kmですから、次回交換は95,000キロ付近となります。

今日はこのあとセロー250のオイル交換も行いました。