キャリートラック(DA63T)サーモスタット交換

事業用のキャリートラックですが、先日車検時にサーモスタット不良を指摘されていましたので、交換しました。

この型式のサーモは手の入りにくいところにあるということで、ネットで予習をしておきました。

まずは助手席の背もたれと、シートを外します。

このシートの2個のボルトを外せばオープンです。

ですが、それでもサーモスタットまでは手が入りません。

全然手が入りません。ミッションのノブをネジって外し、4駆のトランスファーレバーのネジを外してレバーを外し、ピンを外してやっとセンターコンソールが外れます。

プラスを切ってある10ミリのボルトを4個外したら、動くかと思ったら動きません。ミッションレバーの前方の12ミリネジ2個を外します。

これでやっとプレートが動きますが、渋いので輪止めをかけて、サイドブレーキを外します。そうして運転席側にずらしますが、まだ足りないので、最終的には運転席側のシートベルトソケットの14ミリのボルトまで外しました。サーモスタットカバーの手前側の12ミリはユニバーサル付きのソケットで緩め、奥側のボルトはメガネでなんとか緩めました。サーモスタットカバーについているエア抜き用の10ミリボルトはエクステンション二個延長でなんとか緩めました。手前側のボルトはソケットですから、さっさと抜けましたが、奥側はスペースもないので、スパナでシコシコ回してやっと抜けました。サーモスタットカバーをなんとか外し、やっとサーモとご対面です。

ピンボケでした。すいません。

新品との比較をしてみると、完全に開きっぱなしでした。左側が古いサーモです。

後はひたすら組立るだけです。組み付けが終了したら、エア抜きをする必要があります。ボンネットを開けると、冷却水交換後のエア抜きの仕方のシールが貼ってあります。

このホースを外して、サーモスタットカバーのエア抜きのボルトを緩めるんですがなかなかエア抜きできません。よく読んだら、ラジエターのキャップも開けるんですね。よく読まないと。エア抜き終了し、クーラントを継ぎ足したら終了です。試運転して、漏れてないことを確認して終了です。

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