ESP32からMariaDBにデータをとばす

センサからのデータもとれるようになり、Wi-Fiにつながり、NTPで時計の補正もできるようになりました。

IoTを進める中で必要なのはデータベースにひたすらデータを放り込み、その中で、異常のあるデータをいかに早く見つけ出すかが重要になります。このため、今回はデータベースにMariaDBを用い、ESP32からデータをPHPにPOSTしデータベースに取り込む一連の流れを紹介します。

まずはデータベースを作成します。MariaDBのインストールその他は省略しまして、既にesp_dataというデータベースを作成してあるところから始めます。phpMyAdminを使用してデータベース中にSensorDataというテーブルを作ります。次のSQL文をphpMyAdminのSQLクエリを実行し、テーブルを作ります。今回テストの都合でMACadd列は省略してあります。

CREATE TABLE SensorData (
    id INT(6) UNSIGNED AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
//    MACadd VARCHAR(30) NOT NULL,
    value1 VARCHAR(10),
    value2 VARCHAR(10),
    value3 VARCHAR(10),
    reading_time TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP ON UPDATE CURRENT_TIMESTAMP
)

テーブルが出来上がったら、適当にデータを入れてみます。

INSERT INTO SensorData(value1, value2, value3) VALUES (12.3,23.4,35.3)

実行を押すとSQL文が実行され、行が挿入されます。ここまで確認したら、次はMicroPython上でjsonを用いたPOST文を作成します。

MicroPythonではpythonで使用するjsonとrequestsの頭にuをつける形になります。この形でpostできます。

次にデータを受けるphp側を作成します。

コマンドラインからampyを用いて上記MicroPythonのプログラムを走らせた結果が次です。

C:\Users\>ampy -p com4 run c:\micropython\posttest.py
New record created successfully

phpMyAdminで確認しても新しいレコードが挿入されています。

 編集 コピー削除 削除1712.323.435.32021-02-25 19:35:51

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