中華製IPカメラの実力

ネットワークカメラ関係の仕事は、なかなか外注の仕事がなく、儲けのない内製の作業のみが旺盛に入っている今日この頃です。

最近の中華製IPカメラの実力はトップ企業のHIKIVISIONのお膝元である深圳地区の技術力向上により、もう既に世界トップクラスです。残念ながら、当方で使用しているIPカメラは全て中華製です。コストパフォーマンスはピカイチです。今回はAliExpressで見つけたIPカメラのバルク品を購入し、その実力を試してみました。

購入したIPカメラ

ケース無しのバルク品ですが、5MP(2560×1920)30倍ズームのカメラの本体に、録画用のmicroSDカードユニット、Wifiユニット、4GLTEユニット、ワイヤレスルーターがのった超特盛使用です。これで、たった91$です。

無線関係は技適証明が取られていないので、実験的にしか使用ができないのですが、山奥での無人観測などではこのユニットとWifi対応のIPカメラがあれば相当の観測が可能です。

まずはカメラ本体の実力を検証します。有線LANをつないで、広角端と望遠端の画像を確認します。マンションのベランダからです。

広域端の画像
望遠端の画像

それぞれPCのソフト(UC2)での撮って出しです。望遠端で屋上のアンテナバッチリ確認できます。肉眼でも気がつかなかったですし、解像度もバッチリです。通常の使用ではまったく問題なく使え、通常の防犯ショップなら10万円程度の機器になる物と思います

最近の中華製IPカメラは本体ソフト内にアラーム機構が標準で入っており、人物を捉えるのは勿論サーモグラフ入りカメラですと体温チェックもでき、それが録画されます。なおかつ安価ですので、国内ではもう買う気がおきません。

次回は、他の技術的な部分を少しずつ見ていきたいと思います。

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