BMW R850R 手直し その3 ギアボックスとファイナルドライブのオイル交換

今回はギアボックスオイルとファイナルドライブオイルの交換です。エンジンオイルはレベルゲージから見てもまだきれいそうですし、前のオーナーが年末に変えてるのが分かっていますので、今回は見送りです。今回使用するオイルは日産純正ハイポイドギアオイル GL5粘度は80W90 を用い、これに先に購入したエーゼットの超極圧オイルを0.5%添加したものを使用します。吉と出るか凶と出るか分かりませんが、塩素フリーですしシール類への攻撃も0.5%ですから影響ないでしょう。それよりもベアリング等への潤滑性能が楽しみです。

まずはファイナルドライブからです。

ファイナルドライブ 上のヘックスボルトと、19ミリのドレンボルト

まずはヘックスのフィラーボルトから外します。その後、オイル受けを下に置いてドレンボルトを外します。交換サイクルが長いとオイルが真っ黒になるそうですが、今回は思った以上にきれいでいた。ドレンプラグの磁石もそれほど汚れていませんでいた。

ドレンプラグの磁石の汚れ

オイルが出きったら、新しいパッキンを用いてドレンプラグを23Nmで締めます。その後、フィラーからオイルを入れ、ボルト下まで入れてフィラーボルトを同じく23Nmで締めて終了です。続いてギアボックスオイルです。

ギアボックス ヘックスボルト 上がフィラーボルト、下がドレンボルト

こちらもフィラーボルトから外します。ちょと多めに入っていたのか、暖機して膨張していたのか分かりませんが、外したら、オイルがチョロチョロと出てきました。オイル受けを置いてなかったので少し焦りました。オイル受けを置いてドレンボルトを外しておいるお抜きます。こちらも思ったより汚れていませんでした。

思ってたよりもキレイなオイルでした。

オイルが抜けたら、こちらも新しいパッキンを使ってドレンボルトを30Nmで締めます。フィラーよりオイルを入れます。今回買ったオイルは1Lでこれに0.5%エーゼットの超極圧オイルを添加したので、ファイナルドライブ0.23L、ギアボックス0.8Lで、全部入れるとしっかりギアボックスからオイルがフィラーから溢れるはずでしたが、溢れませんでした。それでも、フィラーの下端までオイルが来ていましたのでOKとしました。フィラーボルトも30Nmで締めて作業終了です。

試運転に出かけましたが、前に入っていたオイルが殆ど汚れていませんでしたしたので、変化は全く分かりませんでした。交換サイクルが20,000Kmですから、次回交換は95,000キロ付近となります。

今日はこのあとセロー250のオイル交換も行いました。

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