Ducati ST4S フロントスプロケット14Tに交換
ST4Sはイタリアンバイクで、使用する速度域が高いため、日本の道路で走るとギヤ比が合わず、下手をすると2速での走行を虐げられます。3000rpm出てないとトルクもあまりないため、3速まで上げると急にガタゴトいい始めます。このため、乗りやすさの改善のため、フロントスプロケットを純正の15Tから14Tに変更してみます。
スプロケットは国産のサンスター製を選びました。純正にも採用履歴が多数あるそうですので、安心です。
さっそく交換をします。まずはリヤタイアのアクスルナットを緩めチェーンが緩みようにします。次にフロントスプロケットカバー外すとフロントスプロケットが出てきます。
このバイクは国産等である、ナットでの締め込みではなく、特殊な固定方法をしています。スプロケット軸に溝がきっておりスプロケットを入れた後、固定プレートを溝とずらしてスプロケットと固定する方法になっています。これにより、スプロケットは通常のようにナットで、抑え込まれないようになっています。
では、ナットを外し、固定用のプレートを外します。
このままですと、チェーンが邪魔をしてスプロケットが外れないため、クラッチのレリーズシリンダーを若干浮かします。するとスプロケットが抜けます。スプロケットが抜けたら、新しいスプロケットにチェーンをかけ、シャフトに挿入し、固定用のプレートを付けボルトで固定します。チェーンの方は遊びが30mm程度になるように調整し、リヤアスクルのナットをしめます。クラッチのレリーズシリンダーはゆっくり圧をかけ、極力エアーが入らないように入れてボルトを締めますが、やはり焦ってエアが噛んでしまい、エア抜きをする始末に・・・
すべてを完了して、試運転ですが、3速の守備範囲が広くなり、一度走ってしまえば3速オートマチックです。ディーラーでも推奨してるようですが、国内の道路にはこの減速比があっているんでしょうね。最後にスプロケットを比べたところです。
パット見て一回り小さいですね。更に補修個所はありますので、コツコツレストアです。