久々のDucatiST4Sいぢり

春の一番いい時期を過ごしてしまい、あっという間に初夏の五月になってしまいました。涼しいうちにメンテナンスをしないといけなかったのですが、やったのはオイル交換のみ。オイルフィルターも同時に交換する予定が固着していたためフィルターレンチでも角が舐めてしまい、ドライバー刺して回そうかと思いましたが、最悪の事態を想定し、今回は断念し、仕方なく工具を3種類買いだめ、次回のオイル交換時に再チャレンジというところになっています。

さて、この個体を引き継いだ際に申し送り事項の一つにロービームのHIDが時たま点かなくなるということがあります。また、HIDでありながら、提灯ライトのように暗いということがあるため、今回はHIDのバルブおよびイグナイターを交換することとしました。併せて、BMWでもやった、メーター内の電球のLED化も行いました。

まずは、フェアリングを外します。ミラーを外し、M5のネジを外し、フェアリングに付いているウインカーのバルブをひねって外せば、前方に引き出せます。メーターはハンドルポストと結合しているM5のネジを外せば、正面の2か所のピンはゴムにシリコンスプレーを吹いてグニグニすればスポッと抜けます。スピードメーターのケーブルを外せば、メーターアッシーは好きなように動かせます。

メータ正面の黒いネジがピン、うねうねすればゴムパッキンが抜けます

まずはLEDに交換です。ゴムをウニウニしながら引っ張ればスポッと抜けます。今まで付いていたバルブを抜いてLEDに差し替えるだけです。

バルブを引き抜いたところ

気を付けなければならないのが、極性です。LEDを付けたら、点灯するかどうか確認しながらやる必要があります。この機種はターンシグナルが1灯で左右兼用ということで、通常のLEDですと、片側しかつかないので、無極性のLEDを付ける必要があります。私は知らなかったため、最初は左側しか点滅しませんでした。ネットで調べて即無極性のLEDをポチッたのは内緒です。

LED交換後明るいゼ

次にHIDの取り付けです。作業に熱中しすぎて、ほぼ写真なしです。バラストへの電源コネクタは今まで付いていたものとは異なっていたため、コネクタ前で切断し、平型のキボシ端子を用いて接続しています。平型にしたのは、H3のLEDバルブも購入していたため、のちに付け替えテストで、比較をしたいがためです。固定した写真のみ取ってあります。

バラスト固定状態

バルブは、付けてから一度も交換していなかったのか、大分表面がくすんでいました。これではいくらHIDでも提灯ライトになります。

取り替えたHIDバルブ

まだ点灯テストしかしていませんが、今までとは大違いの明るさです。

ところで、初めてフェアリング部分を外しました、以前から気になっていたことが判明し、愕然としました。

カウルの割れ
そもそも固定していない

今までカウルは、ボトム部分から順に外していって、今回割れていたカウルもネジをちょこっと外して、ひねりながら外していたんですが、今回マニュアルを見て、フェアリングから上から順番に外すのが正解ということに気が付きました。過去の人も面倒くさがって、下から外して、バキッとさせていたんでしょうね、走っていて、カウル付近から音がするのは、しっかり固定されていたからなんでしょうね、次回はこの部分の補修を計画しています。

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